1.口腔内の診査
歯の状態を確認するために、目視や触診、打診、レントゲン撮影、CT撮影などを行います。歯科用CTは、根管や歯根の状態をより詳しく調べることができます。
根管治療
他院で抜歯と言われた方へ
根管治療では、1cm程度の大きさの根管の中をきれいにして薬を詰めます。根管内は非常に狭いうえに複雑な形状をしているため、より精密な歯科治療が必要です。根管治療が適用できれば抜歯を回避できます。当院では、拡大鏡を用いて根管内を確認しつつ、歯科用CTで高精細かつ情報量が多い画像を取得して、根管治療が適用できるか抜歯すべきかどうか正確に判断しております。重度のむし歯でも根管治療を適用できれば、抜歯を回避できますので、まずはお気軽にご相談ください。精密な診断の上で、何が適切かご提案させて頂きます。
歯科用CTで正確な診断の
元精度の高い根管治療
歯科用CTとは、2次元の画像を取得するレントゲンとは異なり、3次元の立体的な画像を取得する検査機器です。顎骨の状態や歯根の病変、血管や神経の位置などを正確に把握できます。そのため根管治療のリスク軽減や高精度の治療を実現するのに効果的です。
根管治療の流れ
2.補綴物(詰め物・被せ物)の除去
詰め物・被せ物を取り除きます。根管治療ができる状態へ整えていきます。
3.根管の清掃
ファイルやリーマーなどの器具で、根管内の汚染された歯質や歯髄、薬剤などを取り除きます。このとき、ラバーダムと呼ばれるゴム製のシートで患部を口腔内から隔離することで、治療中に細
4.根管の洗浄・消毒
洗浄液で根管内をきれいに洗い流します。洗浄液には、根管内に残った削りカスや細菌を除去する効果があります。
5.根管充填
きれいになった根管に充填剤を緻密に詰めて、細菌感染を防ぎます。その後、レントゲン撮影で歯の根の先まで薬剤が充填できるか確認し、問題なければ治療は完了です。
根管治療後も
定期検診がおすすめ
根管治療後も定期検診を行うことで、清潔な口腔内を維持することができます。結果的にむし歯の再発リスクを抑えることが可能になるためメンテンスを定期的に受けることをおすすめします。歯科医院で歯のクリーニングを受けつつ正しい歯磨きを行い歯の寿命を伸ばしましょう。
